製作者 プロフィール
山本 宣哉
1973年8月大阪府寝屋川市で生まれる。
小学1年生の時、愛知県岡崎市に引っ越す。
1992年、名古屋市にある大同工業大学(現大同大学)工学部機械科に入学。
在学中にギター製作家という仕事がある事を知り興味を持つ。
またその頃に、同大学のプログラムで留学し、そこでアメリカの自然や環境、文化に大きな刺激を受ける。
1997年8月に再度渡米し、アリゾナ州にあるRoberto-Venn School of Luthieryに入学。
そこでエレキギター1本とアコースティックギター2本を製作する。
1999年に知人の紹介で長野県茅野市にてクラシックギター製作家、茶位幸秀氏と出会い、約2年間そこで腕を磨く。
2001年、ギター製作家として独立するため岡崎に戻り、NOB ACOUSTIC GUITARSを立ち上げ、アコースティックギターを専門に製作している。
PALからのコメント
卓越した技術と感性は素晴らしく、基本のウッド・ワークは勿論の事、塗装、インレイ・ワーク、エングレーヴなどの丁寧な仕上げや完成度の高さは一目置く存在です。
その技術に惹かれMadura Guitar の製作を依頼しています。
このMadura Guitarのコンセプトは、海外一流ルシアーが製作するギターのような独創性を積極的に取り入れ、リーズナブルな価格で提供するという、非常に困難な提案を彼は見事に実現してくれています。
Madura Guitarのプロト・タイプ製作から10年以上経過した今も、山本氏は研究熱心で、強度と鳴るためのブレーシング構造や巧みなインレイ・ワーク等の技術は日々進歩しており、素晴らしい仕上りのギターを提供してくれます。
これからが益々期待出来る、注目のルシアーです。